革新的なモデル化技術と高速シミュレーション技術
- 従来の有限要素法(FEM)、時間領域有限差分法(FDTD)、モーメント法(MOM)等とは全く異なる、独自の大規模・高速・高精度シミュレーション手法を提供します。
- あらゆる物理現象(電磁界、電気回路、熱、流体、弾性等)に対し、すべて共通の6面体メッシュを適用してモデル化します。
- モデルは外部との境界(ポート)を指定することにより、ポートから見た内部に対し数学的に等価なコンパクションを行うことができます。主成分以外を切り捨てるような縮退法とは異なり、コンパクションによる誤差を生じません。またこのコンパクトモデルを保存して再利用することができます。
- いずれのモデルに対しても、共通のソルバーを適用し、きわめて高速にコンパクション、パラメーター抽出、およびシミュレーションを実行します。
- マルチフィジックス問題に対しては、複数の異なるシミュレーターを組み合わせて解く従来の手法とは異なり、共通の6面体メッシュによるモデルを組み合わせ、共通のソルバーでシミュレーションします。そのため、モデル間のメッシュの差異を補正する誤差や、縮退モデルを使用することによる誤差、ソルバーの違いによる誤差の偏りを生じることがなく、高精度の結果を得ることができます。
- これらの技術に対し、すでに20を超える米国特許(USP)を取得済みです。